ここって"シルク

oudasi

2015年06月12日 16:03


映画『鳥』などで知られるアルフレッド・ヒッチコックは、
なかなか茶目っ気のある人物。
保濕
分の映画作品の中に、エキストラなどの”ちょい役”で出演している。
それを見つけ出す事が、観賞の一つの楽しみでもある。

彼の作品にブラック・ユーモア映画『ハリーの災難』というのがある。
一説によるとヒッチコックが一番やりたかった映画だともいわれる。
内容を紹介すると、
「森でハリーという人物が、着飾ったものを着て死んでいた。
自分が殺害したのではないかと思う人物たちが、さまざまな反応をする。
DR集团る人間は、証拠隠滅をはかって埋める。
ところが気になり、また掘り起こしたり、
死体のもとに、次々に人物が現れる。
死体をめぐって半ばコミカルな意外続きの展開となっていく映画作品。」
意外なことが起こると言えば、
先日、ヒラリー・クリントン氏が、ラスベガスで講演の最中に
何もDR集团のかに靴を投げられる事件があった。

靴は当たらずに、投げつけた女性もすぐに拘束され、
大事には至らなかった。
そのときの彼女のジョークで切り返す反応がすぐれていた。
「誰かが私にモノを投げたの?
ここって"シルク・ドゥ・ソレイユ(カナダの雑技団)" だったかしら、、」
そうして、もう一言、
「彼女が私みたいにソフトボールをやってなくてよかった!」
咄嗟(とっさ)にこういった切り返しが出来てこそ、
カリスマということになる。

靴を投げられたのは、2008年のジョージWブッシュも。
彼は2つの靴を投げつけられたが、これもヒットせず大事には至らなかった。
演台に身構えて、身の躱(かわ)し方は見事だったが、
投げたヌシは、取り押さえられ講演は中止となった。
残念ながら場の雰囲気を変える、キレのあるジョークはなかった。

この辺が”才女”と、ボーッとした”おっさん”との差というところ?!

関連記事